ニシジマです。
最近、コンサル生も含めていろんな男性の恋愛相談に乗る中で、「会話力」を見抜く力が養われてきました。
もちろん相談に来る人は、恋愛で悩んでいるわけなので、会話力がまだまだ未熟だったりするわけですが、
別の仕事やプライベートで知り合った人でも、少し会話すると「あっこの人そんなにモテないだろうな」「この人、恋愛だと結構苦戦するだろうな」みたいなのが、直感的にわかるんですよね。
で、実際仲良くなってそういう話になった時に、「実はずっと彼女がいなくて」とか「デートが上手くいかなくて…」といった相談をうけたり、なんてこともあるわけです。
その男性が、モテるかどうかは、会話の仕方1つでわかります。同性でもわかるんだから、女性にもソッコーでばれるわけです。
では、モテる人とモテない人の会話の違いは何なのか。なぜ、モテる人の会話はあんなに盛り上がって、女性たちも楽しそうにしているのか。今日はこれを説明していきたいと思います。
女性との会話の前提
まず女性との会話の前提について、あなたと共有していきたいと思います。
女性との会話においては、喋りすぎても、喋らなすぎでもダメなんです。
「聞き上手がモテる」「話し上手がモテる」一体どっちがモテるのか?なんて議論が良く勃発していますが、
結論から言えば、どっちも必要なんです。半分正解、半分不正解ですね。聞く、話すのバランスが重要なんですよ。
まず基本的には、女性には自分よりも多めに話してもらうこと。これを意識してください。
自分をなるべくよく見せたい。等身大の自分よりも、興味を惹く為に一回り大きく見せたいと、自慢話や自分の話ばかりしている人がいますが、
はっきり言って逆効果。今すぐに辞めましょう。
女性に多く話してもらうメリット
そうは言っても、女性に多めに話させたらつまらない奴だと思われるんじゃないか。そう思ってしまう人のために、
女性に多めに話してもらうことのメリットを簡単にお伝えします。
- 相手の情報を多くゲットできる
- 女性が話すことで会話が楽に進む
- 自分のことを話すことで「楽しかった!」と思わせやすい
人間という生き物は、結局自分が一番好きなんですよね。
ちょっと思い出してほしいんですけど、小学校の校長先生とか会社のお偉いさんって、なんであんなにスピーチが長いのか、わかりますか?
気持ちいいからです。自分が話したいことを、誰にも邪魔されず、静かに聞いてもらえることが。もしそれが苦痛なら、毎回毎回あんなに長々話さないですよね。
逆にそれを聞いている自分の感情を思い出してみてください。ほんっとにつまらなくて、退屈で死にそうだったはずです。
お偉いさんスピーチのような会話をデートですれば「こいつつまんない」と思われて嫌われるのは、簡単に想像がつきますね。
自分のことを話して、相手がそれを楽しそうに聞いてくれる。それだけで、人間というのは、承認欲求が満たされます。(正確には、他者承認欲求)
さらに女性の場合、特に「自分のことを分かってくれた!」と親近感を抱きやすいけいこうにあるので、これを使わない手はありません。
さらに女性に多く話させることによって、その女性の情報が集まるのもメリット。いちいちこちらから聞く手間も省けます。
相手の好み、性格や思考がわかれば、その後のデートの誘いなども、グッと成功確率が上がるはずです。
また相手が喋ってくれれば、自分が話す回数が減るので、盛り上げるための労力がガクッと減るんですよね。1つの話題で、盛り下がることなく会話が続くわけなので、会話ネタが尽きる心配も減るわけです。
このように、たくさんのメリットがあるんですが、それでもやはり、喋らせるスキルというのが必要になってきます。
だからこそ、この記事では、女性に喋ってもらうための「聞くテクニック」を3つご紹介したいと思います。
「聞くテクニック」=「相手に喋らせる技術」を使って、女性にとって満足度の高い会話が出来るようになりましょう。
technic①|リアクション編
まず1つ目が、「リアクション」です。
モテない男性、会話下手の男性の特徴として、「リアクションが死ぬほど下手」が挙げられます。
下手というよりは、ほとんどやってないですね。
女性が何を言っても、反応無し。
もしくは、「なるほど」「へえ」「そうなんですね」を薄いリアクションで言っているだけ。
今となってはAIの方が、もっとマシな反応をしてくれるかもしれませんね。
会話におけるリアクションってめちゃくちゃ重要で、特に女性は相手の顔色から感情を読み取るのがすごく得意で、その能力は男性の20倍以上と言われています。
だから、リアクションが薄いと、
「この話たのしくないかな…」
「話題変えた方がいい…?」
と不安になってしまい、余計なストレスを与えてしまうわけです。だから結果的に、
「あんまり盛り上がらなった」
「楽しくなかった」
という感想だけが残ってしまうんですよね。
だからこれを防ぐために、相手がつい話したくなるリアクションを心がけましょう。
ポイントは、相手の話に心から興味を持つ。
これだけ。これに尽きます。
具体的には、
- 合いの手を入れる
- 笑顔で前のめり気味に
- 姿勢を前のめり気味にする
意識するのはこれだけ。あとは、「どんなリアクションをすれば、相手が楽しく会話できるのか。」「自分だったらどうリアクションしてほしいか」を考えること。
そうすれば、オーバーリアクションになることも、ローリアクションになることもないはずです。
「あなたの話をもっと話して」という気持ちが相手に芽生えるようはリアクションを心がけましょう。
technic②|質問編
続いて2つ目が、「質問」です。
女性に気持ちよく話してもらうには、突いてほしいところを的確に突いた質問が必要なんです。
モテる男性って本当に、女性が聞いてほしいポイントを的確に押さえているんですよね。「それ聞いてほしかったの!」って思わず言ってしまうくらいに上手いんです。
一方で、質問力が無い男性は、「そんなこと聞いてどうするの?」「そこじゃないんだよな…」って思うところばかりを、聞いてしまっているわけです。
じゃあどういう質問ならOKなのか。使うべき質問は、この3つです。
- 話題提起の質問
- 共感獲得の質問
- 動機・感情を聞き出す質問
最低限この3つの質問があれば、女性の会話の満足度は各段に上がります。
例でいうと
男:○○ちゃん仕事何してるんだっけ?
→❶話題提起の質問
女:保育士してます。子供が好きなんですよ。
男:そうなんだ!俺も子供すきなんだよね。保育士だったら、結構朝も早くて忙しいんじゃない?
→❷共感獲得の質問
女:子供好き一緒!そう~結構忙しくて残業もあったり…
男:そっか忙しいね。保育士を目指したのは、子供が好きだったから?
→❸動機・感情を引き出す質問
女:それもあるんですけど、お母さんも保育士やってて。いつかお母さんみたいな保育士になれたらいいなーと思って目指したんですよ
男:うわめっちゃいい子じゃん。家族も仲良さそうで素敵な関係だね。
といった感じです。この3つを上手く場面ごとに使い分けることで、女性はスムーズに話しをすることができるので、会話の満足度が上がり、デート自体の印象もアップしていきます。
technic❸|自己開示編
最後3つ目が、「自己開示編」です。
相手に喋らせるためには、まず自分が会話の主導権を握らないといけないんです。というか、会話の主導権は常に男側が持つべきなんですよね。
「相手が話しているときは、会話の主導権は女性にあるでしょ?」って思う人がいるかもしれませんが、それは違います。
例えば、お父さんとその息子、小学校2~3年くらいの男の子が会話しているとします。この会話を想像してみてください。
学校で起こったこと、友達と遊んだこと、勉強のこと、先生のこと、好きなアニメや漫画のこと…それらに対して質問するお父さん、意気揚々と話す子供。
その答えに驚いたり、一緒に喜んだり、笑ったりする父親。果たしてどちらが、会話の主導権をにぎっているでしょうか?
結局会話というのは、話している方ではなく、話させている方に主導権があるんです。だから、モテる男性というのは常に、会話の主導権を握っている。
この主導権を握るために、女性が気を許し気持ちよく会話をしてもらうために、自己開示が必要なんですよね。
自分のことは全く話さないのに、こっちのことばかり聞いてこられたら不安に感じるのは当然ですよね。
だから会話の中で、自分の情報も開示していく必要があります。
と言っても、いきなり脈絡なく自分の話をするのは不自然でしかないですし、下手すれば「自分語りの人」という印象を植え付けかねない。
そこでおススメのテクニックの1つが、「俺もそうだったスキーム」です。
女性が話した内容、トークテーマの中に自分にも近いエピソードがあった時、
「えっそれめっちゃわかる。実は俺もこんなことがあって…」
「そうだったんだ。おれもそれは同じで…」
といった具合に、女性が話しているテーマから逸脱せず、あくまでも「あなたの会話に共感したから話すけど」という雰囲気を作りだすことが出来ます。
これなら、話にも脈絡が合って、不自然さを出すことなく自己開示へと持っていくことが出来るわけです。
ぜひ使ってみてください。
まとめ
今回の内容をまとめると
・恋愛において、聞く力と話す力は両方必要
・「聞き上手」は、話させ上手
・女性に自分よりも多く話させること
・話させるための③つのテクニックを意識すること
です。
今回解説した内容は、「自分よりも相手の女性に話させる」というのはいわば、”引きのテクニック”になります。
特に喋りが苦手、女性との会話が苦手な人にとっては、かなり使えるテクニックだと思うので早速実践で使ってみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ニシジマ