ニシジマの物語

16年間彼女が出来なかった男が

元ミスコンNo.1の女性と

交際できた理由とは…

突然ですが、質問です。

今の自分のこと、好きですか?
未来にワクワクしていますか?

_____________________________

「自分は嫌われているかも」と決めつけ
 周りと意図的に距離を置く


人間関係で傷つくのが怖くて
 輪に加われない…


「努力しても何も変わらない」と
 自分の未来に見切りをつけてしまう


「もし嫌だったら…」と
 ネガティブに相手の気持ちを察して、
 関わることができない…


本当は前に出たい、賞賛を浴びたい、
 褒めてもらいたいと思っているのに、
 失敗したときのリスクに目が向いて
 行動を起こせない…

_____________________________

これが、昔の僕です。

「自分がやりたいことがあるのに、
逃げの思考になってしまう」

そんな自分が情けなくて
毎日スマホゲームやSNSを見て
消費するだけの毎日でした。

しかし、僕はそこから
生まれ変わることが出来ました。

生まれ変わった僕の、人生の理念が

「熱願冷諦」

です。

申し遅れました。
ニシジマです。

男として、人として非モテだった僕は
19歳から、生まれ変わることを
目指しはじめました。

紆余曲折、数度の出会いと別れを繰り返し
元ミスコンのバリキャリ彼女と
幸せに暮らしています。

誕生日には、サプライズのお店や
プレゼントを用意してくれたり、

当時の職場で最も大きな案件だった
1億規模の大型案件を完遂した時には

高原の別荘を手配してくれて
最高の時間を過ごさせてくれました。

事あるごとに手紙をくれて、
その枚数は数え切れない程。

「友達に自慢できるパートナー」と
彼女の女子会にも、たびたび呼んでもらい
どんどん交友関係も広がりました。

本当に幸せな毎日を送っています。

いまでこそ、こんな人生を
歩んでいますが、

もちろん初めから
こんなに上手くいっていたかというと
そうではありません。

【過去のニシジマ】

鬼のように厳しい女性担任におびえ、
 自分の意見や考えを主張しない
 内向的な性格に育つ

小5でクラス+一個上の学年から
 いじめをうける

中学校で好きな人が出来るも、
 行動できず失恋

地元を離れ、彼女ができるが、
 調子に乗って破局

「俺は彼女を作らないだけ」と
 言い訳して、自己磨きを忘れて
 だらけまくる

数年後、見違えた彼女を目の前にして、
 「おれは何やってんだろ…」と
 自分のダサさと情けなさに涙を流す

ブラック企業で夢も希望も目標も抱かずに、
 鬱直前まで働く。

自分の人生、未来に
 ワクワクすることなく
 毎日を消費している。

【今のニシジマ】

3年間片想いをさせるくらい
 女の子を好きにさせてしまう

Barでたまたま隣に座った
 女の子に逆ナンされる

片手間のペアーズ(ブースト無)で、
 1週間で200いいねを貰う

出会う女の子たちから
 「怖いくらい話が合う」
 「はじめて会ったと思えない」と
 感動される

看護士、保育士、OLと言った
 マッチングアプリの上位層
 口説き落とせるようになる

アプリの初デートで、
 女の子から手を繋がれ、
 自宅まで連れていかれる

異性同性問わず慕われるようになり、
 週末の予定に制限をかけるようになる

元ミスコンNo.1の
 川口春奈似の女の子と付き合う

自分でも信じられないくらいの
大きな変化がいくつもありました。

本気で自己磨き、
自分改革に取り組んでからというもの

それまでの非モテの人生が
ガラッとひっくり変える出来事
を経験しました。

そこで、僕の人生を振り返り

ニシジマとはどんな人間なのか

どんな経験をしてきたのか

モテるために必要なことはなにか

これからの活動について

を話していこうと思います。

僕の活動理念、そして人生の格言として

「熱願冷諦」

という言葉があります。

【熱願冷諦】

熱心に願い求めることと、冷静に本質を見極めること。

僕の好きな言葉であり、
人生においてめちゃくちゃ大切な考えだと
心から思ってます。

僕は常に、自分の人生に
ワクワクしていたいんですよね。

自分磨きを怠った時、
やりたくないことをやっている時、
気持ちと行動が一致しない時、

僕は心の底から
ワクワクすることはありませんでした。

自分の人生に常にワクワクしたい
情熱と希望をもって生きていたい

そんな思いが、昔からあったんです。

そのためには、
自分の気持ちを冷静に俯瞰する
目と頭を持つ必要があります。

だからこそ、「熱願冷諦」という言葉が
僕にぴったりだと思ったんです。

現代風にいうなら

心は熱く

頭は冷静

って感じですね、

この言葉を自分の人生の格言とした理由も
これから語っていこうと思います。

正直、言いたくないことも
全部さらけ出しています笑

「ここまで書くのは…」と
正直悩んだ部分もありますが

アリのままを書くと決めたので
全部さらします。

ぜひ読んでいってください。

きっとあなたにも共感出来ると思います。

~プロローグ~

男は彼女の存在によって成長する

この言葉を強く意識するようになったのは、

僕が今のパートナーと出会い、
付き合って数年がたってからでした。

男は”バカ”な生き物です。

いくつになっても
少年の心を忘れることができないし、

いくつになっても「あいつ馬鹿だなあ笑」と
笑われるようなことをやらかします。

そんな男の人生において彼女という存在は、

男自身の成長を促す大きなきっかけ

になると僕は確信しています。

実際僕は、今のパートナから

「ニシジマ君以上にいい男を私は知らない」

「本当に私と付き合ってくれてありがとう」

と、愛情だけでなく
感謝と尊敬の気持ちを持って
接してくれています。

自分としては、まだまだ
成長の途中だと思ってはいますが、

彼女が褒めてくれる、
好きになってくれた「今のニシジマ」は

これまで出会ってきた
3人の女性たちとの出会いと別れ
大きく関係しています。

この3人がいなかったら
今の最高のパートナーには
出会えていなかったはずです。

この記事は、
今のパートナーを含めた


4人の女性との物語。

今のニシジマに至るまでの

出会いと別れの物語

です。

第1章~鬼教師といじめ~

九州の田舎に生まれ育った僕は
小さな時から圧倒的な人見知りでした。

知らない大人を見るときの
目つきの鋭さは警戒心丸出し。

大人や親戚たちからすれば
そうとう可愛げのない
子供だったことでしょう。

小学校に進んでも
生まれつきの陰寄りの性質は変わらず

陽キャの輪に入れない、
自己主張できない日陰者でした。

そして、小学校の担任が
めちゃくちゃ厳しい先生で

それがさらに、
僕の内向的性格
加速させることになります。

怒られることが、
とにかく嫌だった僕は

先生がいうことならなんでもイエスと
言って行動していました。

クラスの委員会決めでも
誰もやりたくない係で、
クラスが沈黙になった時、

(やばい、この雰囲気だとまた先生が怒るぞ…)

と感じとった時には、

「先生、僕やります」

自分の感情を殺して
いい子であろうとしました。

自分もやりたくなくても
その係を引き受ける。

とにかく怒られたくない
否定されたくないという気持ちが
強かったんです。

先生が、

「ニシジマ君は自己主張が足りない。
 小学生らしく、ノートやファイルに
 好きなキャラクターを書いてきなさい」

と、わけのわからないことを言った時も

(いや、あなたが
 何でもかんでも怒るから
 何にもやりたくないんだよ…)

と内心思いつつ、

好きなキャラクターを書いて
学校にもっていくという
謎の指導にも従いました。

自分の言いたいことを押し殺し、

(怒られたくない)

(はみ出したくない)

(否定されたくない)

という負の感情を抱えながら
毎日を送っていました。

そんな性格だったこともあり
小学校5年生の時、
クラスメイトからいじめを受けました。

原因は、僕が小学校2年生のとき、


授業中に、おし〇こをもらしたこと。

(やってしまった…)

当時、一瞬で頭が
真っ白になったことを
覚えています。

トイレに行きたいと
一言言えば良かったのに、

陰キャの僕は
それが言えませんでした。

なぜ、小2の出来事が
小5でいじめにつながったのか。

それは、当時の
鬼厳しい担任の
ある一言がきっかけでした。

前後の経緯は覚えていませんが、
鬼担任の先生が授業中に

「小学生にもなって自分から
 トイレに行けない人なんて
 いませんよね?」

と授業中にいったことです。

その瞬間、クラスから

「ねえ、そういえば…」
「たしかに…!ニシジマ君…笑」

そんな声と共に、
クスクスと笑う声が聞こえてきました。

僕は、一気に体に力が入り
顔中にじわっと、
嫌な熱が広がるのを感じていました。

その時間は下を向いて、
気にしないふりをしながら

(早く授業追おわれ…!)

と、やり過ごすことしか
できませんでした。

そして、クラスメイトからの
いじめが始まったんです。

幸い、仲の良いM君という
親友がいたおかげで
表立った被害はありませんでしたが

無視されたり、
遠くから指を刺されて笑われたり
”緩やかな排除”を受けていました。

正直主犯格も分かっていたし
周りの子たちは、その人に
合わせているんだろうなと
気付いていたので

そのいじめも無くなったあとは
なんとなく和解しました。

しかし、この時僕が一回でも声に出して

「やめてよ!」

と言えていれば、
もっと早く解決していたかもしれません。

仮にその行動によって
いじめがエスカレートしたとしても

男として成長することが
できていたかもしれません。

「周りに合わせて生きることはつまらない」

「弱いものをいじめて楽しむのはまじでしょうもない人間」

「自分の性格を変えるのではなく、受け入れて向き合うこと」

という、
大人の僕の考え方の根底には

この時の経験も合ったのかなと
今となっては思うところです。

今は恋愛コンサルをやって、
最高のパートナーがいる僕も、

過去を少し遡れば、
こういう黒歴史は
いくらでも出てきます。

これまで上手くいかなかった。
だからこれからも上手くいかない

そんな思い込みは
間違っていると僕は思います。

過去はあくまでも過去。

これからの未来、
悔いのない人生を送る秘訣は

今この瞬間の自分自身の在り方


だと僕は思っています。

だから僕は、コンサル生には
しっかりと自分の過去と
向き合ってもらったうえで、

これからの未来に
目を向けさせる指導をしています。

人はいつからだって、変われるんです。

第2章~女心と少年~

そんな小学生時代を過ごした
ニシジマ少年に
初めての春が訪れます。

これが、冒頭で述べた
4人の女性のうちの1人目。

最初の”別れ”のお話です。

ーーーー

中学生になった僕は、
相変わらずモテることはなく、

クラスでも目立たない、
スクールカーストで言えば、
3軍止まりの学生でした。

親友のM君を含めた男友達はいたので、
休み時間や給食が1人になるわけではなく

一緒にテレビやゲームの話をして
毎日を過ごしていました。

当時の僕は、
社会の先生が大好きだったので、

社会が時間割に入っている日は
学校がとても楽しみになっていました。

同じ年代の人なら分かると思いますが、

当時のテレビゲームで、
「三国無双」「戦国無双」が
めちゃくちゃ流行っていました。

ゲームで使っていたキャラクターや
その時代の話があるパートでは、

(あっ!これゲームで見た武将だ…)

と心の中でつぶやいていたのを
よく覚えています。

そんな、ある日の社会の授業中。

「ニシジマくん。これ」

そういって後ろの席の女子から
折りたたまれた小さな、
1枚のメモ用紙を手渡されます。

渡してきたのは、今でいう
女優の小柴風花に似ている女の子。

(ここでは、フウカちゃん(仮)と
呼ぶことにします。)

(なにこれ…なんか用事か…?

フウカちゃんの行動の不自然さに
疑いを持ちながらそのメモ用紙を
受け取ります。

…もしかして悪口…?

持ち前のネガティブを発揮し、
ビビりながら、おそるおそる
そのメモ用紙を開いてみると、

「すき」

の2文字が。

僕は思わず、目を疑いました。

思春期真っ只中の陰キャ中学生には
刺激が強すぎる言葉でした。

(えっどっこれほんとに…!!??)

確かに、ここ最近は、
フウカちゃんとも話すことが
多くはなっていました。

けれどそれも、
授業のことをちょっと話すだけで
恋愛に発展するような会話も
イベントもなかったはず。

だからこそ、この言葉に
僕の頭は完全に
パンクしてしまったわけです。

そして、一瞬のショートから
復活した僕の心臓は
一気に鼓動が早くなり、

大好きなはずの社会の授業も
全く頭に入ってこない有様。

体に一気に熱が湧き上がり、
手汗が滲みだしていました。

今でもそのメモ用紙を
思い出せるくらいですから、

当時の陰キャ中学生には
相当の衝撃だったと思います。

(信長とかいいから早く授業終われ…!)

大好きだった社会の授業が
あれほど長く感じた日はありません。

その日の放課後、別の女の子経由で
図書室へと呼び出されます。

その時の僕は、
いっちょ前に告白の返事に
迷っていました。

(なんで俺なんだ…?)

(俺がOKしたら交際…?)

(でもデートとかどうしよう…)

(カップルって何するんだ…?)

その時の僕の頭には、

嬉しさ、不安、緊張、戸惑い

ジェットコースタのように揺れ動く
自分の感情をおさえつつ
彼女のまつ図書室へと向かいます。

時刻は17時。

僕よりも先に
図書室についていた彼女は
本を読みながら待っていました。

「おまたせ」

「うん」

一言だけ言葉を交わし沈黙。

(やべえ…何を言えば…)

(そもそも好きって言われたけど
 付き合おうではないもんな…)

(おれも好きっていったほうがいいのか…)

女々しい僕は
次の一言を切り出せないまま、

時計の針の音だけが
部屋の中に響き渡ります。

(何か話さないと!)

意を決し、僕が言葉を発しようとした
その瞬間、彼女はこう言い放ちました。

「あれ、冗談だから」

……

え?

情けないほどに裏返った
「え?」という言葉が
図書室に響きました。

そして、彼女はそのまま目も合わさず
棒立ちする僕を置いて
図書室から立ち去っていきました。

…一体何が起きたのか。

僕は完全に放心状態でした。

誰もいない図書室に
1人立ち尽くす少年。

(…家に帰ろう)

女子たちの間で罰ゲームとしてやらされていたのか…

こんなドラマみたいなことが現実で起こるんだなと。

この経験から僕は

✔女心は未知数

 =完全に理解しようとしても無駄

ということを学びました。

女心は、誰にも理解できないんです。

これはモテるとかモテないとか関係ありません。

じゃあ、なぜモテる男が生まれるのか。

それは、

正しい知識と膨大な経験から、
限りなく正解に近い仮説を打ち立て
実践しているから

に他なりません。

そう。目の前の女の子に
気持ちは高ぶっていたとしても

相手を分析し、仮説を立てるだけの
冷静な頭を持つ必要があるわけです。

この力を身に着けるためには、
恋愛の知識だけでなく

✔ロジカル思考

✔メタ認知(俯瞰的視点)

✔仮説思考力

こういった要素も必要になってきます。

マッチングアプリや、会話テク、
服装だけを学んでもモテない人には、
こういった要素が欠けています。

だからこそ、目の前の女の子の発言、
行動、メッセージのやり取り、
言葉1つ1つから、

「なぜ?」を抱き、考え、
仮説を立てて行動し、
結果から反省して次に生かす。

このサイクルを回す癖を
つける必要があるんです。

僕はコンサル生にも常に


「なぜ?」を問いかけ、思考させる癖


を付けさせます。

話しが逸れましたが、
これが、1人目の女の子、

僕の心を成長させてくれた
フウカちゃんとの物語です。

フウカちゃん、ありがとう。

第3章~親友と先輩~

アイカちゃんとの
一件から立ち直り、

心の傷が言えた僕にも
好きな女の子ができました。

その女の子は
1つ年上の先輩

目が切れ長でスタイルも良く、
芸能人で言うと、
菜々緒に雰囲気が似ている
キレイな先輩です。

(ここではナナオ先輩と呼びます。)

容姿だけでなく生徒会長や
女子バレーのキャプテンを任されたり
イベントではリーダーになるなど
完全に学校の中心人物。

みんなから好かれる
ヒロイン的な女の子でした。

地元が一緒だったこと、
同じバスケ部だったこともあり、
ナナオ先輩とは交流する機会が
ちょくちょくありました。

その中で、ナナオ先輩の
気取らない性格と優しさに
徐々に、惹かれていきます。

「ニシジマ君ってやさしいよね」
「いつも一生懸命やってくれるから
 何かあったら頼りにしてるよ」

そんな言葉をかけてくれる先輩。

僕は完全に惚れていました。

女の子に優しくされると
コロッと好きになっちゃうやつです。

てか男なら人生で一回は、
美人・年上・お姉さんキャラを
好きになりますよね?笑

当時の僕は本気で好きだったので
先輩が生徒会に立候補したと聞き、

(やばい!先輩と一緒になれるチャンス!)

と一切の迷いなく
立候補届を書きました。

今思えば、
よくこんな行動を
起こせたなって感じですね。

この時の僕は、
アイカちゃんのメモ事件もあり、
そのトラウマを払拭することが
原動力にもなっていました。

結局、過去の嫌な記憶は
忘れ去るのではなく、

とりあえず行動して
そこから受け入れていく

しか無いんじゃないかなと
ニシジマは思います。

受け入れてから行動、だと
まず行動できないんで、

まずは動いてみる、
1人で動けないなら、


誰かに助けを求める、
動かざる負えない環境に
身を置くしかない。

辛い失恋でも
こうやって学びになることは
いくらでも得ることが出来ます。

話を戻しますね。

ナナオ先輩に近づくための
完全な下心での立候補でしたが
僕は死ぬ気で演説を考えました。

(ここを逃したら、おれは終わりだ…)
(何が何でも滑り込んでやる!)

正直、学校の制度がどうとか
生徒会に対する立派な意気込みなんて
微塵もありません。

好きな人の隣にいたい。
ただそれだけでした。

そして、当選発表の日、
ドキドキしながら、
当選者の張り出しを
待っていました。

(これで落ちたら、先輩との接点が…)

そんな風に考えると、授業なんて
まったく頭に入りません。

そして、昼休み。

張り出された結果は


当選

うおおおおおおおおおおお!

やったああああああ!

僕は心の中で叫びました。
その場で走り出したいくらい、
喜びに打ち震えていたのを
よく覚えています。

「これで先輩と話す機会が増える…!」

しかし、僕の行動力は
立候補した時が
ピークだったらしく

そこから先輩に対して
連絡先を聞くわけでもなく

事務的な会話と
たまに雑談をするくらいの
関係が続きました。

正直そこで、
満足しちゃってたんですよね。

会話する口実も、
合う口実もあったし、

(実は先輩も俺のこと好きだったり…)

なんて都合のいい考えが
僕の頭の中にはありました。

改めて振り返った時に
「そりゃモテないわ…」
思いますね。

そうやって、現状に甘んじた結果
僕の恋は、あっと言う間に
しかも望んでいない形
終わりを迎えます。

ある日の放課後、
僕は親友のM君から
「相談がある」と
呼び出されました。

そうです。

このM君は、
僕が小学生でいじめられていた時に
最後まで味方でいてくれた
たった1人の親友です。

相談があるというのも
珍しいことだったので
心配しつつも

M君と待ち合わせて
放課後の帰り道を歩いていました。

(そういえば、好きな人の話とか
 してなかったな…相談きいたら
 親友だし教えておこうかな)

そんな風に思っていた矢先、
M君の口から衝撃の言葉が飛び出します。

「実はおれ、ナナオ先輩に告白されたんだよね」

……

え?

人生二度目の
情けない「え?」が
僕の口から飛び出していました。

「全然意識してなかったんだけど
 この間、放課後に告白されて…」

「ニシジマは先輩と
 仲良かったよね?
 先輩がどんな人か
 しってるかなと思って
 相談したかったんだ」

M君は少し嬉しそうな顔で
僕にそう言いました。

親友からの相談。
情けないことに僕は
なんて答えるべきか
葛藤していました。

(ここでおれが背中をおせば
 M君とH先輩が付き合うのか…)
(じゃあおれの恋はもう終わり…)
(こんな形で終わるなんて…)

正直、

「やめといた方がいいよ」

と言いたい気持ちが合ったのも事実です。

でも、僕はその気持ちを押し殺し

「まじか!めっちゃ良いじゃん!
 ナナオ先輩も良い人だし、
 Mが良いならOKしろよ!」

動揺を顔に出さないよう、


さも嬉しそうに、M君にそう答えました。

「そうだよな!ありがとう!
 ニシジマに聞いて良かったわ」

そういうM君の言葉と笑顔が
僕の心にぶっ刺さりました。

M君に対して
恨みや怒りの感情は
一切ありませんでした。

現状に甘んじて、ナナオ先輩に
アプローチをしなかった自分。

親友の幸せと自分の欲を
一瞬でも天秤にかけた自分。

それが情けなくて情けなくて。

なにより、


行動を起こさなかったこと

を心の底から悔やみました。

行動しない、という選択で
手に入るものも勿論あります。

僕は行動しないことで、
傷つかない自分
を手に入れていました。

行動しなかったから、
勿論振られることもないし
今の心地良い関係を失って
傷つくことがなかったからです。

けれど、行動することによって
もっと価値があるもの
手に入れることだって
てきたはずです。

例え振られても、
振られた経験
次回に活かせたはず。

告白したという経験から
度胸が身に着いたかもしれない。

そして仮に成功していれば
好きな人が彼女になる
幸せな日々だって
手に入っていたはず。

でも僕は、
傷つかない自分」だけを
大切に握りしめてしまっていた。

その”傷つかない自分”さえも、
自分の好きな人が誰かと付き合う
ことで、失くしてしまうわけです。

自分が好意を寄せている人を
他の人が狙っていないわけがない

いつまでもその人と
同じ関係が続くわけない
んですよね。

(だっせええな俺…)
(想いを打ち明ける勇気もないし、
 親友の報告を心から喜ぶ器量もない)
(なさけねええ…)

そんな風に思いながら、
1人、夕方の通学路を
とぼとぼと歩いて帰りました。

「行動せずに結末を迎えたときの
 無力感と虚無感」

を嫌というほど味わい、

「行動することでしか
 手に入らない未来がある」

ということを、
身をもって学びました。

この経験が無ければ、
この後の僕の人生は
大きく変わっていたと思います。

それくらい衝撃で
人生にとって大きな
分岐点でした。

ナナオ先輩、M君。
ありがとう。

そして、ここから僕は
自分を変えるための選択
を実行していきます。

第4章~改革と出会い~

中学を卒業し、地元を離れ
寮のある専門学校へ進学した僕は
生まれ変わることを決意します。

人間が本気で生まれ変わる為には
「環境」の力が必要となります。

成長に適した環境を
「ラーニングゾーン」と呼ぶんですが、

この負荷を適度にかけつつ、高成長が
期待出来る環境に身を置くことが
本気で生まれ変わるために必須なんです。

僕にとって、慣れ親しんだ地元
安心できる実家というのは、


コンフォートゾーン

つまり、大きく成長の見込めない
ぬるい環境だったんです。

だから僕は、家を出る決断をしました。

進学した専門学校は、僕のことを知らない
新しい友達ばかり。

「ここで俺の人生をやりなおす」
「モテない陰キャでいられるか!」
「絶対に彼女をつくってやる!」

今まで1000円カットだった床屋から
3000円のオシャレな美容室に行き

前髪くせ毛がコンプレックスだったので
ストレートパーマをかけてみたり

当時の陽キャが履いていた
ティンバーランドの靴を買ったり

話しのネタに上がりそうな
アーティストやお笑いについて
情報を仕入れたり

とりあえず今までの自分とは
違う男になろうと
必死で自分改革を行いました。

その学校には
同好会もあったので

バスケ同好会にも参加し
同い年で、別のクラスの子とも
交流を深めていきました。

「とりあえず繋がりを作りたい」

最初はそんな思いで
交友を深めていましたね。

(※決して可愛い女の子がいたから、ではありません)

そんな中、同じクラスの男子から

「あいつ必死すぎん?笑」

とバカにされる事もありました。

でも僕は辞めなかったし、
適当に聞き流して
やりすごしていました。

なぜそこまで行動できたのか。

それは僕が


「いじめ」

「失恋」

という一種の地獄を味わったからです。

辛い経験をしているからこそ、
今のままではいけないことを
無意識にわかっていたし、

その地獄を回避するためには
行動を起こさないといけないことも
分かっていたからです。

だから、僕は
自分改革を辞めませんでした。

「あいつらバカにしやがって…」
「何が彼女なんかいらないだよ…」
「おれはお前らとはちがうんだ!」

バカにしてくる奴らへの反抗心を
原動力に変えて、
僕は自分磨きを続けました。

そして、ついに僕は
初めての彼女をゲットします。

これが、3人目の女の子

僕の恋愛、ひいては
僕の人生そのものに
大きな影響を与えた女の子です。

ーーーーーーーーーーーーー

僕は、リアルでの
人脈を広げつつ、

当時流行していた
mixiとgreeというSNS内でも
交流の輪を広げていました。

相手の投稿に対して、

「何か面白いコメントできないかな…」

と頭を捻らせ、必死に交流していたことを
よく覚えています。

実際、そこから学校の行事で

「あっ、ニシジマ君だよね?」
「そうそう!○○ちゃん?」
「思ってたより小さくて見えなかった笑」

「なにそれ失礼!笑」

と会話を生み出す
きっかけを作ることができました。

余談ですが、
マッチングアプリにおいても
このメッセージのやり取りって
結構重要で、

実際会った時のアイスブレイクでは、
新しい話題を引っ張ってくる必要は
全くありません。

メッセージのやり取りの中で


盛り上がった話題・何気なく交わした話題

をまた展開すればいいわけです。

実際、コンサル生にも
そういう風に指導をしていますが、

この考えも含め、
僕が教える、発信する内容は
僕の過去の経験に基づいた
実践してきたものがほとんどです。

当時は、まさか
自分が恋愛コンサルをすると
思っていなかったので、
人間分からないもんですね。

話を戻します。

当時の寮部屋が同じだった
T君とmixiで遊んでいた時、

T君の友達一覧から
ある女の子を発見します。

「T君これだれ?めっちゃかわいいやん!」

「この子?中学の同級生だよ。
 普通に可愛いし良い子だよ」

正直、一目ぼれでした。
写真を見た僕は直感で

「この子と付き合いたい!」

そう思い、T君に

「この子の連絡先教えてほしい」

そう言っていました。

(以降、この女の子は
ツバサちゃんと呼びます)

(ツバサちゃんと呼ぶ理由は後ほど)

T君もノリがいいやつだったので
二つ返事でメアドを教えてくれて

その日から、
ツバサちゃんとのやりとりが
始まりました。

当時の僕はめちゃくちゃ喜びました。

もちろん、
お互い何も知らない状態から
スタートだったので、

毎日メールしていろんな話をしました。

出身の話しや地元の話
小学校や中学校の話
好きなアーティストの話や
将来の夢の話…

授業中も先生から見えないよう、
机の下に携帯を隠しながら
メールしたり

夜中には寮を抜け出して
近くの公園で電話をしたり…

ツバサちゃんに好かれようと
僕は必死でした。

ツバサちゃんは人気者で
しかも自分は気軽に会える距離でもない。

メールと電話のやり取りで
相手との距離を縮めるしかなかった僕は

写真やプリクラが送られてきたら
 絶対に「
可愛い」と褒めること
適度ないじり”で会話を盛り上げること
相手の
”頑張り”を褒めること
部活や勉強での
”努力”を労うこと

これを意識して
ツバサちゃんとの関係を
深めていきました。

実は上記で上げた内容は
意識してやっていたわけでは
ありません。

こういった振る舞いが出来たのは
ひとえに僕の根っこの性質が
内向的」だったからです。

内向的で、周りの目を気にして
自分の言動で相手がどう思うかを
無意識に考えていたからこそ、

相手の発言から感情を読み取る事

にとても敏感になっていました。

つまり、元々の性格が
内向的な人ほど、
実は対人関係においては
有利になってくるんです。

そうやって人の感情に
敏感になれば、

自ずと相手の気持ちに
寄り添うことが出来ます。

そして、内向的な男が
友達との交流で、
外向性を身に着けたので

ツバサちゃんとの関係も
どんどん深めることができました。

そして、連絡先を交換してから1カ月。

僕は意を決して、
ツバサちゃんに告白することを
決意します。

(このままダラダラ連絡取っても、
 ツバサちゃんとの関係は進まない…)
(ツバサちゃんと、友達になりたくて
 連絡先を聞いたんじゃないだろ!)
(今ここで告白しないと、
 おれは絶対に後悔する!)

中学校の時、
ナナオ先輩に告白することなく、
失恋した時のことを思い返し、
自分を奮い立たせます。

ツバサちゃんに

「話したいことがあるから
 電話したい」

と、メールを送りました。

そして、その日の夜
僕は寮を抜け出し、
近くの公園に向かいました。

ツバサちゃんはいつもと変わらず、
安心する優しい柔らかい声で

「こんばんは~!今日もお疲れ様」

と電話に出てくれました。

いつものように
他愛のない話をした後、
僕は意を決して、
想いを伝えます。

「ツバサちゃん、
 もう気付いてるかもだけど
 俺はツバサちゃんのこと
 が好きです」

「俺と付き合ってほしい」

この時の僕は緊張して
声もブルブルに震え、
ひざは笑っていました。

我ながら、
情けない告白だったと思います。

僕の告白を聞いた瞬間、
ツバサちゃんが硬直したのが
電話越しでも分かりました。

そして、沈黙

(うわっもしかしてこれ
 だめなんじゃないか…?)

僕の脳裏に、
”失恋”の2文字と

親友から相談を受けた
その瞬間の光景が
浮かんでいました。

時間にして1分。
その時の僕にとっては
永遠とも思えるような時間。

諦めかけたその時、

「ありがとう。
 私もニシジマ君のことが好き」

「よろしくお願いします」

電話越しに、
僕が最も欲しかった言葉が
聞こえてきました。

僕は一気に力が抜けて

「よかったぁぁぁ…」

と、また情けない声を
出していました。

こうして僕はツバサちゃんに
一回も会っていない状態で
告白をして、

見事付き合うことができました。

当時のメールはのこっていませんが、
ツバサちゃんからは

「最初いきなり連絡先を聞いてきて
 チャラい人なんだなと思ってた」
「しかも連絡先を聞かれたとき、
 実は気になる人がいたんだよね」
「でもニシジマ君、いつも
 私のことを気にかけてくれて
 優しくて良いだな~って思って」
「メールも電話も面白いし、
 何より私の内面を見てくれた」
「それが凄い嬉しかった」

そんな言葉をかけてくれました。

僕は本当に嬉しくて
すぐにT君に報告。

T君も自分のことのように
喜んでくれました。

この告白から僕は、

自分の直感を信じ、
行動に移すことの大切さ。

を学びました。

直感とは、

自分の経験・知識を土台に
生み出されるのもの

のことです。
ただの山勘ではありません。

今回の僕で言うと、
ナナオ先輩との失恋の経験が
僕の直感の元となっていました。

(ここで連絡先を聞かなかったら
 この出会いは終わってしまう)
(ここで告白しなかったら、
 また失恋してしまう)

ナナオ先輩との経験から
僕は行動を起こすことの大切さを
心の奥底に刻むことができました。

だからこそ、ツバサちゃんとの
出会いにおいて、直感が
働いたんです。

逆に、直感を無視して、
論理的に考えていれば

(いきなり連絡先を聞いても
 教えてくれるわけないだろう)

と考えていたと思います。

論理的思考は大切ですが、
そればかりに囚われていると
保守的でリスクを恐れるように
なってしまいます。

そうなってしまっては、
自分が傷つかない道をえらび、
自分が損しない選択をしてしまう。

結果的に、リスクを恐れ

リターンの少ない安パイな人生

になってしまうんです。

だから、直感が大事。

そして、その直感を信じて
行動を起こすことが
成長への第一歩なんです。

直感”を磨くためには

「好奇心」を持ち
新しい学びや活動をする。

「持続性」を持ち、
失敗に負けずにやり続ける。

「楽観性」を持ち、
何とかなるとプラスに捉える。

「柔軟性」を持ち、
変化に対応する。

「冒険心」を持ち、
結果が見えなくても挑戦する。

これを心に留めてください。

ノートやメモ用紙に書いて
見えるところに掲げること。

これだけでも、
あなたの思考と行動に
変化が起こるはずです。

ナナオ先輩との出来事が
僕に成長を促し、

そこでの経験から
ツバサちゃんという
素敵な女の子と
付き合うことができました。

恋愛って本当に
男を成長させてくれる
大きな試練だなと思います。

そして、

「よし。これからは、
 ツバサちゃんを
 幸せにしていこう!」

そう、心に決めた僕。

だったはずなのに。

このしあわせな出来事が
僕に間違った自信
植え付けてしまいます…

第5章~自信と勘違い~

ツバサちゃんと
付き合うころには
僕の人見知りも
改善されていて

同じクラスはもちろん、
別のクラスにも
仲の良い友達が
いるような状態でした。

「ニシジマ!今日放課後
 遊びいこう!」

「来週カラオケ行くけど
 ニシジマ空いてる?」

もちろん男友達だけでなく
女の子の友達もいたので、

普通に会話したり、
複数人で遊びに行ったり、
メールや電話で
やり取りをしていました。

「なんだ、俺って結構
 モテるんじゃん!」
「今まで悩んでいたのが
 バカみたいだな」

そんな風に、
完全に調子に乗っていました。

ツバサちゃんのことを思えば、
そういった女の子との関係にも
配慮しておくべきだったはず。

振り返ってみても
まじで天狗になっていたなと
思いますね。

ツバサちゃんとも、
実際にあってデートしたり

ツバサちゃんの家に
遊びに行っていましたが、

当時の学生の僕には
遠距離というのがかなり
ネックになっていました。

寮生活というのもあり、
電話をするときも、部屋からでて
警備員の目を盗んで隠れながら
電話をしていました。

「遠距離ってめんどいな…」
「会いに行くにも
 お金かかりすぎるし…」
「毎日一緒に通学したり、
 帰りにファミレスで
 勉強もできないし…」
「てか今の関係って
 付き合ってるって言えるんか?」

そんな風に考える日も
徐々に増えていきました。

そんな、遠距離に
疲れを感じていたタイミングで

ある時、ツバサちゃんと
ケンカをしてしまいます。

理由は覚えていないくらいには
ささいなことでした。

ケンカをしてしまった僕は

(これが良い機会かもしれんな)

と想い、

「別れよう」

そうツバサちゃんに告げました。

この時僕は、
もうツバサちゃんに対して
気持ちが冷めていたと
思っていたので、

別れを切り出すことにも、
そこまで大きな抵抗は
ありませんでした。

ツバサちゃんは泣いて

「私はまだニシジマ君のことが
 大好きだよ」
「悪いところがあったら
 言ってほしい」

そう言ってくれましたが

「ごめん、ツバサちゃんが
 悪いわけではない。
 今の状態で付き合ってても
 ツバサちゃんが幸せに
 なれないと思う」

という
もっともらしい理由をつけて
お別れをしました。

自分で選んだ、
別れるという選択。

後悔することはないと
思っていました。

むしろ、

「これからはもっと遊べる!」
「次はもっと会える距離で
 彼女をつくろ!」

と、だいぶクズな
思考を持っていましたね。

今考えると、とんでもない奴です。

こうして、僕の人生を変えた
3人目の女の子との関係が終了…

とはなりません。

このツバサちゃんとの関係は
ここで終わらず、

全く違う形で
再開することになります…

第6章~再開と後悔~

僕は別れてからというもの
特に女の子と付き合うわけでもなく
普通に学校生活を送っていました。

その間、男友達と遊んだり
アパレルショップで
バイトを始めたり、

部活でレギュラーになるため
練習に打ち込んだりと
学生生活を楽しんでいました。

その間にも

・SNSで繋がった
 他校の女の子に告白される
・別のクラスの女の子から
 諦められないと3回告白される
・行事の時には、後輩女子から
 一緒に写真と取りたいと迫られる

と、順調に自信をつけていきました。

「嬉しいけど、付き合うとなるとなあ…」
「今はフリーで楽しいから満足」

そして、大学生となった
最初の春休み。

僕のスマホに
1通のメッセージが
届きます。

それは、1年半前に別れた
ツバサちゃんからでした。

「久しぶり!元気?」
「今度の休み
 久しぶりに会わない?」

そのころ、まったく連絡もとらず
SNSも繋がっていなかった僕は、
いきなりのその連絡に驚くも、

「うわっひさしぶりやな!」
「ちょうど暇だし、会ってみるか」

と、軽い気持ちで了承します。

そして僕らは、
久しぶりに
会うことになりました。

そして、当日。

待ち合わせ場所は鹿児島の中心街

僕は自分の持っている服の中で
一番オシャレだと思う物を選んで、
ツバサちゃんとの待ち合わせ場所に
向かいます。

向かっている道中、

(なんで連絡してきたんだろう)
(もしかしてまだ俺に気が合ったり…)
(正直、昔よりかっこよくなったし
 また好きって言われるかもな~)

と、都合のいいことばかり
考えていました。キモイ。

そして、約束の10分前に
待ち合わせ場所に到着。

音楽を聴きながら
ツバサちゃんを待っていると、

待ち合わせ場所に現れたのは
明らかに痩せてきれいになった
別人のような彼女でした。

付き合ったころも
もちろん可愛かったんですが

痩せてメイクも覚えて
より魅力的で大人びた
女性になっていました。

服装の系統も変わり、
付き合っていたころとは
別人のよう。

芸能人で言うと
本田翼のような感じです。

「ちょっと待って笑」

「なんか…大人っぽくなったね」

明らかに動揺する僕。

「でしょ?ニシジマ君を見返すために
 頑張ったんだよ笑笑」

彼女のたくらみは
見事に成功していました。

見た目の変化に
驚いたのもありますが

なにより、一緒にいて
会話している時間が
とても居心地が良くて
あっと言う間にすぎていきました

(なんでこんなにいい子を
 手放してしまったんだろうか…)

付き合っているときの思い出
別れた後の部活や学校生活
今通っている大学のこと…

会話のネタは尽きることなく、
2人で話しつづけました。

空気感・雰囲気・感性の相性が
本当に良かったんだなと
改めて気付かされました。

その時の僕は、
ツバサちゃんと別れた後悔と

自分を磨き続けたツバサちゃんと
対照的な自分の姿に
情けなさを感じていました。

オシャレだと思っていた
自分の服装が

ただ大学デビューしただけの
ダサい服装に気付き、

(※当時の服装。ポーズもダサい)

僕が培ってきた間違った自信、
勘違いの山が、音をたてて
崩れ去っていくのを感じました。

その日は、
彼女の進学した大学を
案内してもらい、
カフェで雑談して解散。

「また会おうね!」

とツバサちゃんは
言ってくれましたが

実際、次いつ会えるのか、
そもそも本当に
会ってくれるのかは分かりません。

あっと言う間に、
ツバサちゃんへの気持ちが
再燃していた僕は、

デート後の数日間、
ツバサちゃんのことばかり
考えていました。

(ツバサちゃん、可愛かったな…)
(今会ってくれたってことは、
 実は向こうはまだ俺のこと
 好きなんじゃ…)

当時、交友関係も広く、
昔のコミュ障は解消されたと
思っていた僕は、

ツバサちゃんもきっと
自分のことを好きに違いないと、
思い込むようになりました。

自分から振っておいて
本当に都合のいい奴ですよね。

いてもたってもいられなかった僕は
意を決して、ツバサちゃんと
電話で話す日を取り付けます。

「こんばんは!今大丈夫?」
「こんばんは~!大丈夫だよ」

緊張しすぎて、
とりとめのない話を
10分程度話した後に、

「ツバサちゃん。
 勝手なことを言っているのは
 分かってるんだけど、
 伝えたいことがある」

「この前久しぶりに会ったあの時間、
 ツバサちゃんと話している時間が
 心の底から楽しかった」

「振ったのは俺だし、
 身勝手だとは思うんだけど
 もう一度、俺と付き合ってほしい」

「もう、ツバサちゃんのことを
 悲しませたりはしない!」

自分の心にあった言葉を
ありのまま、ツバサちゃんに
投げかけました。

(言ってしまった…
 これでどんな返事が来ても
 おれは後悔しない…)

そう思いながら、
ツバサちゃんからの
返事の言葉を待ちます。

少しの沈黙の後、
ツバサちゃんがゆっくりと
言葉を繋いでくれました。

「ニシジマ君ありがとう、
 そう言ってくれるのは
 本当にうれしい」

「私にとって、ニシジマ君と
 付き合った期間は
 本当に幸せでかけがえのない
 幸せな時間だった」

「別れようって言われたときは、
 めちゃくちゃ悲しかったし、
 本当に落ちこんだよ笑」

「私が変われたのは、
 ニシジマ君を見返したい、
 って気持ちがあったから。
 まだ好きだったし」

「この前会った時も、
 本当に楽しかった。」

「でもね。今付き合っても
 結局前とおんなじことの
 繰り返しになる気がする」

「だから、私は前に進もうと思う」

「私のことを好きになってくれて
 本当にありがとう」

「私のことを振ったんだから
 素敵な女性と、ちゃんと
 幸せになってね笑」

ツバサちゃんから、
この言葉を聞いたとき
僕は思わず涙を流しました。

理不尽に別れを告げて、
また付き合ってくれという
身勝手な男に対して


「ありがとう」と感謝の言葉を
投げかけてくれる。

僕と付き合わなければ
別の男と幸せになっていたかもしれない。

僕と見返そうと努力した期間も
別のやりたいことや、
楽しいことに使えたかもしれない。

ツバサちゃんはそれでも
笑顔で、感謝を口にして
僕の幸せを願ってくれている。

ツバサちゃんへの申し訳なさと
自分の情けなさから、
思わずを流しました。

くそ怖い先生や
体罰をする顧問、
部活の引退試合でさえ
泣いたことは無かったのに、

彼女との30分の電話で
僕は号泣しました。

「ありがとう。
 そんな風に言ってくれるなんて
 ツバサちゃん優しすぎるわ笑」
「ツバサちゃんも幸せになってね。
 ツバサちゃんに負けないように
 俺もいい男になるから」

僕は泣いていることを
ばれないように
何とか言葉を絞りだしました。

でもそれは無駄な努力で
泣いていることは
バレバレだったと思います。

それでもツバサちゃんは、
電話の最後まで、

交際時の文句不満
理不尽な別れに対する怒り

それら全ての負の感情
僕にぶつけることは
ありませんでした。

それまでの人生で
好きだと思っていた女性は
勿論いましたが、

本当の意味で、
好きになった女性は
ツバサちゃんだけだったんだなと
後から気付きました。

恋愛には、面白い格言があって

「運命の人は2人いる」

という言葉があります。

1人目は恋をすることと
その人を失う辛さを知って、
2人目で永遠の愛を知る

という意味らしいです。

僕にとってはまさに
運命の1人目だったのでしょう。

「自分を好いてくれる人を
 大切にすること」
「人を好きになるということ」
「恋をするということ」
「大切な人を失う辛さ」

ツバサちゃんからは
本当にたくさんのことを
教えてもらいました。

恋愛を学ぶということは、
たんに、会話のテクニックを知るとか
服装を変えるとか、
ノンバーバルを鍛えるとか

そういうことだけではないと
僕は心から思っています。

実際に恋をし、付き合うことでしか
学べないこともたくさんあるんです。

男として、
人として成長したいなら

ただアプリを攻略して、
女性と出会って
満足していてはダメなんです。

ましてや、
出会ってホテル直行とか
ナンパして抱いて終わりとか
正直、論外だと思ってます。

それが出来るからなに?
大人になってそんな関係でしか
心を満たせないの?

って感じなんですよね。

上っ面だけを整えて
耳障りの良い言葉と
都合のいい自分の論理で
相手をなんとなくその気にさせる

自分のボロが出るとまずいから
短期的関係しか築けない

そんな男、
全然かっこよくないですよね?

だから僕はコンサル生に対して
男として、人として成長するための
方法や考え方しか教えません。

3人目のツバサちゃんとの関係から
また一歩、成長することができました。

ツバサちゃん、ありがとう。

第7章~成長と邂逅~

ここまで読んでくださり
本当に本当にありがとうございます。

最後まで読んでくれた方には
プレゼントも用意しているので
もう少しだけお付き合いください。

ここから今の僕のパートナー。

つまり、4人目の女性との
出会い、そして現在までの
物語です。

僕は大学生活の最後に、
初めて学祭の実行委員に
申し込みました。

実行委員に申し込んだのは、
自分がより成長するためです。

これまでは


部活でレギュラーを取るため、
学業で上位に入るため、
恋愛で女の子からモテるため

様々な努力をしてきました。

その中で、自分に足りないものは
一体何なのかを考えたとき、

オスとしての魅力

が足りないと気づいたんです。

オスとしての魅力とは

「大きな組織での立ち回り」
「決断力と行動力」
「人を束ねて導くリーダーシップ」

を身に着けるということ。

つまり、

今までにない新しい経験

が必要だと考えたんです。

(今のままの俺じゃ、
 本当の意味での成長はできない)

そう感じていた矢先、
学祭の実行委員募集を
目にしたんです。

そして、応募した
もう一つの理由。

それは、シンプルに
「ワクワクしたから」です。

想像しただけで
ワクワクしませんか?

何百人規模のイベントを
裏方で動かせるなんて、
かなり貴重な経験だと思います。

(これをやり遂げたら
 おれは人としても大きく
 成長できるんじゃないか…!?)

僕は、その姿を思い浮かべて
心からワクワクしました。

そして、迷うことなく
実行委員へ応募。

軽い面接の後、
実行委員長から
連絡が。

「ニシジマおつかれ!」

「実行委員の件なんだけど、
 ニシジマには、総務を
 お願いしたいんだよね」

「例年だと、だいたい
 実行委員経験者を
 総務に抜擢するんだけど」

「ニシジマなら、
 やり切れるんじゃないかって」

「まじ!ぜひやらせて!」

僕は2つ返事で了承しました。

正直、実行委員の中で
そんな大役を任されるとは
期待していなかったので、

異例の大抜擢に
僕の心は踊りました。

(直感で応募したイベントで
 こんな大きな役割を
 もらえるんなんて…)
(まさに今のおれにとって
 必要な経験になるに違いない!)

期待してくれる委員長の想い、
そしてなにより、
このイベントを成功させたいと
強く思ったんです。

そして、学祭当日まで、
僕は毎日学校中を走り回ります。

各クラス、部活、先生たちとの打合せ、
委員内での調整事など毎日働きました。

時には授業を欠席したり、
朝方4時まで、委員会室に残り
資料を作っていました。

確かに体はきつかったけど、
それでも楽しさやワクワクの方が
圧倒的に勝っていました。

「自分がやりたいことをやるって
 こんなにたのしいことなんだ…」
「もっと早く、この感覚を知りたかった…」

委員会に参加しなければ
そんな風に思えるようには
なれなかったと思います。

何かを成し遂げる、
継続するための秘訣は
楽しむことです。

苦しみながら努力する期間も
勿論必要だとは思いますが、

努力を努力と思わず
楽しむことが出来るやつには
適いません。

自分にとって
楽しいこと・わくわくすることを
見つけ、即行動すること。

これはどんな人にとっても
人生をよりよくするため
重要となる要素だと思います。

そして、学祭当日、
当日でさえも僕は
学校中を走り回っていました。

走り回りすぎて、
靴擦れしたところから
出血したのもいい思い出です。笑

「ニシジマ君!○○のクラスで
 もめ事だって!」

「あっちのステージが
 進行遅れてるみたい!
 ニシジマ頼んでいい?」

無線で飛んでくる連絡に
僕は1日中対応して
駆け回りました。

そして、学祭は無事成功。

2日間を通して、外部を含めた
何百人というたくさんの
お客さんに来ていただきました。

「最高だったよ!」
「めちゃくちゃ楽しかった!」
「今年が一番良い文化祭だった!」

そんな声もいただき、
なにより

「ニシジマが総務で本当に良かった」

委員会メンバー、そして
委員長からそんな言葉を貰い
本当に嬉しかったです。

自分の直感を信じて、
行動をして良かったなと
心から思いました。

そして。その夜。

僕のスマホに
1通のメッセージが
届きます。

それは、同じく実行委員で
参加していた1個下の女の子でした。

そう。この子が4人目
今の僕のパートナーとなる
運命の女の子です。

この女の子は、
生徒会や委員会などに
積極的に参加する女の子で、

社交性と明るさを兼ね備えた
学校で知らない人はいない、
超有名人でした。

なにより、容姿も
めちゃくちゃ可愛い

芸能人の川口春奈にそっくりの
可愛い女の子でした。

(以降、4人目の女の子を
 ハルナちゃんと呼びます。)

現に彼女は、今回の学祭で
ミスコンNo.1を取っていたので
人気絶頂の時でした。

実際、友達の中には
ハルナちゃんを狙っている奴が
大勢いたくらいです。

そんな女の子から
LINEが届いたので
僕はかなり驚きました。

同じ委員会メンバーとはいえ、
僕は彼女とはほとんど
会話をしたことが無かったんです。

特段、やり取りが
必要な部署ではなかったことと

僕自身が、
今回の委員会活動において

恋愛、ひいては
女の子と仲良くなるといったことに
全く注力していなかったからです。

そんな余裕も無いくらいに
忙しかったのもありますが…

「えっ?なんで急に…」

しばらく恋愛から離れていた僕は
いきなりのメッセージに驚きます。

「ニシジマ先輩、
 総務お疲れ様でした!
 足、大丈夫でしたか?」

僕が靴擦れで足を痛めたことも
人づてに聞いたようで、
心配してくれていました。

そこから何となく、
ハルナちゃんとは毎日
LINEが続いていました。

そして僕は、少しずつ、
彼女の優しさや明るさ、
努力家の面を知っていきます。

容姿の良さと、
そのキャラクターから
勘違いされることも
多いらしく、

彼女の中身は
自分に自信が無い
普通の女の子でした。

多くの男性が、
女性の見た目から
その女性の性格や価値観を
推察してしまいます。

また、「褒める」
という行為を
意識してしまうあまり、

外見だけをとりあえず
ありきたりな言葉で
褒めてしまいがち。

けどそれじゃダメなんです。

女の子には

必ず二面性がある

ということを
忘れないでください。

明るく振舞っていても
実は消極的で
自分に自信を
持っていないかもしれない。

それに気づいて
会話を展開できれば
恋愛における会話で
80点は取れます。

実際、ハルナちゃんと
接する時には、
僕は彼女の内面
深堀り、理解しようと
心がけていました。

そして気付けば、
僕は彼女のことが
好きになっていました。

(LINEでは好感触なんだけど
 実際はどうなんだろ…)
(いや、確証がないから
 リスクを取らないのは
 男してダサいだろ)
(リスクは背負ってなんぼ。
 リスクを負うからこそ、
 女の子との関係ができる!)

卑怯者は“得てして”こうなる!リスクを取る覚悟がない者の末路とはーーマンガ『インベスターZ』に学ぶビジネス | ガジェット通信 GetNews

これまでの経験を
フルに生かすこと。

それが、僕が成長するために
必要なことであり、

そしてなにより、
これまでの女の子との出会いを
無駄にしないために
僕が取るべき選択肢でした。

僕は、この関係を
ダラダラ続けないために

3週間で告白する

というルールを
自分に課しました。

そして、3週間後から逆算して
デート、電話の回数と
タイミングを設定し、

3週間後の相手の好意が
「付き合いたい」レベル
なるように意識して
行動しました。

この、

ゴールから逆算する

という思考は、
特に社会人の恋愛では
かなり重要なんです。

社会人の恋愛は
賞味期限が短い。

モタモタしていれば、
あっという間に興味を
無くしてしまいます。

なので社会人であれば、

出会ってから最長2ヶ月
デートは最高5回まで。

この間に告白するのがポイント。

そして、告白して
OK貰えるレベルまで
好意を抱かせる必要があります。

この目安は僕の実体験
+コンサル生へのサポート
から
導き出したものなので、
かなり精度は高いと思います。

そして僕は、
出会ってから3週間後、

彼女を
ランチデートに誘います。

「今日楽しかったね〜」
「はい!もうとっても‥
 ご飯も美味しかったです!
 予約してくれて
 ありがとうございます😊」

(こうやってちゃんと、
 お礼とか気持ちを伝えてくれるのが
 この子のいいところなんだよな‥)

「こちらこそ!ちょっと歩こうか」
「ですねー!散歩しましょ!」

そして、帰り道歩きながら
雑談を重ね、

「ハルナちゃん。
 もう気付いてるかもしれないけど
 俺はハルナちゃんのことが好き」
「俺と付き合って欲しい」

やるべきことはやり切った。
だから告白の時も、
不安や焦りはありませんでした。

「ありがとうございます‥
 もう気付かれてるかもしれませんけど
 私も先輩のことが好きです‥///」
「よろしくお願いします」

こうして僕は、
ミスコン1位の女の子を
たくさんのライバル達の中から
射止めることができました。

これが、僕の人生を変えた
最後の女の子。

紆余曲折ありましたが、
今のパートナーとなった女の子です。

(ハルナちゃんとの交際中の
 エピソードは、別の記事で
 ゆっくり語ります)

この記事を
読んでもらうと分かる通り

僕も振られた経験
いじめられた経験
悔しい思いをした経験
いくらでもあります。

この記事には書けなかったことも
たくさんあります。

しかし、そんな僕でも
ミスコン1位の女の子と
付き合うことができました。

それに、読んでもらうと
分かると思いますが、

僕は恋愛コンサルにありがちな
劇的な出会いや、
教材を買ったりなどは
一切していません。

「ダメダメだった僕が
 凄腕ナンパ師に出会って‥」

みたいな、
逆転ストーリーは
僕にはありません。

ただただ1人で、
自分と向き合い、
行動をしてきました。

でもこれは、
全員ができるかと言えば
そうではないと思っています。

頼れる人、
指導してくれる人がいるなら
それに越したことはないです。

実際僕が1人でも
最高の彼女と出会えたのは、

いろんなピースが
運良く繋がっていったから
というのもあります。

さらに社会人になれば、
なかなか行動できない、
出会いがない、
どう実践したらいいかわからない

そんな悩みが尽きないと思います。

時間や体力も
限られますからね。

目標となる人を見つけて、
その人から直接教えを請うこと。

確実に成長するなら
これを固く守ることを
オススメします。

これにてニシジマの
出会いの別れの物語
完結です。

そしてここからは
恋愛コンサルタントとしての
生き方と未来についてお話します。

最終章~生き方と未来~

ハルナちゃんとの交際後、
社会人となった僕は、
自分の人生の生き方を
模索し続けました。

新卒で入った会社は、
海外何百カ国に展開している、
大手外資系企業。

(支店メンバー)

給料が高い代わりに
業務量が半端ない
超過酷企業

定時で帰られないのは当たり前。
月残業200時間越え
何度も経験しました。

そんなデートも出来ない状況で
ハルナちゃんは僕のことを
支えてくれたんです。

心と体がボロボロになって
本当に限界を迎えそうになった時
彼女はこう言いました。

「これまでニシジマ君は
 本当によく頑張ったよ」
「今やめても、誰も責めたりしない」
「このままじゃニシジマ君が死んじゃう‥」
「もっと自分の人生を生きてほしい」

僕はこの言葉に救われました。


僕が本来目指していた生き方は
これじゃないんだと気付いたんです。

自分が本当にワクワクすること
やりたいことに挑戦し続けること。

これが僕が
心の底から成し遂げたい
理想の人生像でした。

「ここで何十年はたらいても
 ハルナちゃんを幸せにはできない」

「まずは俺が幸せにならないと
 周りの人を幸せになんて 
 できるはずないよな」

「だったらおれがやる事は
 自分の声に従って
 やりたいことをやるべきだ」

そして僕は
大手外資系企業を
退職する決意をします。

僕はそのころ、
プログラミングに興味があったので
働きながらオンラインスクールを受講。

スクールのメンターからは


「正直働きながらは相当きついですよ」

と言われたけど、

「僕がやると決めたんで
 そこんところは大丈夫です!」

と押切り、受講を開始。

しかし、そのタイミングで
ちょうどコロナが流行だし、
転職する時期としては最悪。

それでも僕は、
なんとか転職を決めました。

30社以上落とされたけど、
僕がやりたいことだったので
何の不安も在りませんでした。

そして新しい環境の中で
僕は様々なことに挑戦します。

✔コピーライター
✔SNS運用代行
✔インスタ広告代行
✔ビジネス系発信

自分の心の声に従い
挑戦したいことに
挑戦し続けました。

そして現在は、
恋愛コンサルとして
活動をしているわけです。

なぜ僕がここまで
行動できたのか。

それは、

大切なパートナが
傍にいてくれたから。

大切なパートナーがいたからこそ
そのパートナーのためにも
挑戦したい、成功したいという
強い原動力が生まれました。

そして、なにより
恋活に時間を割かずに済んだことも
大きな理由です。

マッチングアプリで
彼女を探そうとすれば
それだけお金と時間を
費やしてしまいます。

しかし、恋愛において
「若さ」が1つの
アドバンテージになることも事実。

だからこそ、
早い段階で恋愛修行、
最高のパートナーを見つけ、

そこから、自分と
彼女を幸せにするために

仕事や事業、趣味に
没頭していくことが
人生をより良いモノにしていく
考え方だと僕は思います。

「今はまだ彼女は良いかな…」

そうやって恋愛を
後回しにしてきた結果、
30代40代になってから

「あの時もっと
 恋愛を頑張っていたら…」

と後悔している人たちを
たくさん見てきました。

そんな人たちを
増やさないためにも

そんな人たちを
増やさないため、

恋愛を通じて
もっとかっこいい男に
なりたい人を救うために

僕は恋愛コンサルを
本気でやっています。

この記事の締めくくりとして
僕が恋愛コンサルタントとして
最も大切にしている

3つの理念

について、お話します。

①恋愛活動を通じて、
 人としても男しても魅力的な
 かっこいい男性たちを増やす。
②最高の女性をパートナーにして
 恋愛活動を卒業してもらう。
③自分の人生と向き合い、
 心からワクワクすること、
 やりたいことに挑戦してもらう。

まずは①について。
恋愛コンサルの中には

「ナンパして女を抱け」
「ホテルに連れていけ」
「経験人数が全てだ!」

みたいなことを
本気で言っている人も
いるんですが、

僕からすれば
それは論外

そんな活動をしても
意味はありません。

なんで意味がないのか。

それは、
そもそも恋愛とは

人生をより良くするための選択肢

だからです。

記事の途中でも書きましたが
それが出来るようになって
人生がどう変わるかが大事で、

女性を抱けるようになっても
長期的関係になれないなら
それって意味あるの?って
僕は思います。

だから、恋愛を通じて

人としても男としても
成長してほしい。

僕の恋愛コンサルでは
それを目指してもらっています。

だってそっちの方が
絶対楽しいですよ。

そういう恋愛が
出来るようになれば

異性同性問わず、
人から好かれることは
僕が保証します。

それっぽい言葉で
上っ面の関係を築いて
相手の女性と真剣に
向き合おうとしない。

そんな男を
僕は増やしたくはありません。

人として、男として
経験をどんどん積んでもらい
最高のパートナーを探してもらいます。

過去の恋愛コンプレックスを
跡形もなく解消するために
たくさんの女性と会うことも
時には必要です。

ですが、最終的には
最高の女性と出会い、
パートナーを手に入れることを
中期目標としています。

恋愛は、付き合うことが
ゴールでは在りません。

むしろ付き合ってからが
本当のスタートだと
僕は思っています。

釣った魚に、
餌を与えない男では
ダメなんです。

妥協した恋愛ではなく
心から満足できる恋愛。

これを手に入れるために
トライ&エラーを繰り返す。

それを隣で、徹底的に
サポートし続けるのが
僕の役割です。

そして、最後。
人生における恋愛という
大きな要素を満たしたら、

次は、自分の人生と向き合い、
本当にやりたいこと、
挑戦してもらいたいことに
注力してもらいます。

仕事、趣味、副業…

対象は問いません。

ただ、

人生に悔いを残さない生き方。

を知ってほしいんです。

何度でも言いますが、

「未来に常にワクワクすること」

「やりたいことをやること」

これを当たり前のように
実践できるようになれば、

あなたの人生は大きく変わります。

これは僕のこれまでの
実体験から、自信を持って
言えることです。

そんな男たちを
どんどん増やしたい。

そしてみんなで、
楽しいこと、やりたいこと、
それらを応援したり、
サポートし合えたら
最高だと思いませんか?

だから僕は、
マンツーマンでのコンサルを
ずーっとやっています。

関わるなら、
人生レベルで関わり続けたい。

コンサル生とは、
そういう気持ちで
向き合っています。

「ニシジマさんと一緒に
 ビジネスをやりたいです!」

と申し出て
一緒に事業を始めた
コンサル生もいます。

僕のコンサルを受けた後に

「僕も恋愛で、
 誰かを救えるような
 男になりたいです!」

と、恋愛コンサルを始めた
コンサル生もいます。

まだまだ小さい一歩ですが、
着実に僕の理想へと
近づいていることが、
本当にうれしいですし、

コンサル生からそういう風に
言ってもらえるということが
コンサル冥利に尽きるなと
思っています。

”恋愛”という、人には
相談しにくいけれど、
人生における優先事項を
一緒になって解決し、

人として男として成長し、
今まで秘めていた、諦めていた
自分の理想とする人生を
一緒になって追い求める。

一緒に熱く、一緒に冷静に
人生を変えていこうぜ!

それが、僕が恋愛コンサルとして
あなたと一緒に目指していきたい
理想の場所です。

そんな僕の理想を
叶えるために、
僕はコミュニティを
つくりました。

・これまでの自分から脱却するため
 僕の記事の感想、または
 決意表明を送ってみる

・自分のさらなる成長のため
 質問を投げかけてみる

といった感じで、
公式LINE自体を
1個のコミュニティとして
みんなで創り上げていきたいです。

彼女を作るだけでなく
もっと長期的に人生を変えたい、
そんな熱い男たちと関われる。

ニシジマのLINEコミュニティは
こちらからワンタップで
参加出来ます。

友だち追加

~エピローグ~

最後までこの記事を
読んでいただき、
本当にありがとうございます。

この記事を通して、

✔ニシジマの人間性
✔恋愛の本質
✔モテるために必要なこと
✔なぜ恋愛コンサルをするのか

を理解いただけたと思います。

僕は恋愛を通して
本当に大きく成長することが
できました。

勿論モテるようになったとか
最高のパートナーができたとか
そういったことも嬉しいんですが、

人間性・考え・価値観

そういった部分の成長が
何よりも嬉しかったです。

そして、恋愛コンサルで
コンサル生たちが結果をだし、
人生と少しずつ変えていく姿を
間近で見れている現状も、
恋愛を頑張ってきたおかげ。

これだけ長い記事を
最後まで読んでくれたあなたは

少なからず、僕の理念や考え方に
共感をしてくれたんじゃないかと
思っています。

そんなあなたにこそ、
恋愛を通して、
人生を大きく変えてほしい。

そこで、普段は
1時間の有料スポットコンサル

この記事の感想を書いて
送ってくれた人にだけ、
特別に
無料で実施します。

住んでいる場所が近く、
直接会って話したいという
熱量高い方であれば、
直接会う形でも構いません。

もちろん、ZOOMや
通話といった形でも
対応は可能です。

✔この記事のアツい感想
✔無料相談希望のコメント

をLINEで送っていただければ
すぐにこちらから手動で
返信させていただきます。

また、新規LINEコミュニティの
参加特典として、

✔コンサル生限定の配信音声
✔マッチングアプリ運用note
✔コンサル生限定のセミナー動画

などの10個の特典
全て無料でお渡しします。

※特典の一部↓

もちろん、ただただこの記事の感想を

おくってもらうだけでもOKです。

(めちゃくちゃ喜びます笑)

今後、僕はこの恋愛コンサルを
さらに大きく拡大していく予定です。

そうなってくれば、
必然的にこの業務量が増えるので
マンツーマンの無料コンサルも
打ち切らざる負えなくなります。

お互いに時間を無駄には
したくないと思っているので

僕の記事を読んでくれた、
本気の人だけ対応させていただきます。

それでは、あなたと会える日を
そして、人生を一緒に変えるために
走り出せるその日を
心から楽しみにしています。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

ニシジマ

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